ゴールキーパーのダイビングフォームの基礎

中山です。

今回のゴールキーパー上達法は、おそらく皆さんがゴールキーパーを始めたきっかけであろう【ダイビング】についてです。

ほとんどの選手が、あの憧れのプロ選手のように飛びたい!飛んでみたい!と思ってゴールキーパーを始めたのではないでしょうか?

しかし、なかなか飛べない現実があるのを皆さんもお気づきでしょう。

そして、ゴールキーパーコーチの方も指導するのに苦労する【地面から足を離してのダイビング】です。

導入の部分からつまづく人も多いですので、一つ一つ整理しながらやっていきましょう!

 

ダイビング時に足がついてしまう

よくあるミスとして、足を離してダイビングするのですが地面への恐怖心から足を地面に着地してしまうケースです。

まずはボールを手に持って構えます。

一歩踏み込んで実際にダイビングしましょう。

その時に足が先に着く原因として、下方向を見ている選手がほとんどです。

目線と身体が下方向に向くので、人間の心理としては「怖い」だったり、「痛そう」などネガティブな感情を持ってしまいます。

そうなるとそれを防ごうとして、足を地面についてしまいます。

このパターンでよくないことは、足が着地することで痛くないだろうと思っていると思いますが、膝や肘の関節部位を地面にぶつけてしまうのです。

当たり前ですが、それの方がもっと痛いです・・・。

ボールが前方向にあるので、前を見ながらダイビングすることが大事です。

また、足がつくダイビングが身についてしまうと、ダイビングエクスパンションと言って、ダイビングの幅がなくなります。

届くボールも届かなくなりますので、気をつけましょう。

 

ボールが最初に地面についてしまう

こちらのケースも非常に多く見られるミスです。

まずはダイビングします。

自分が痛みを感じないように、少しふんわりとしたダイビングをしています。

ふんわりダイビングすることで、下に落ちていく感じです。

そしてボールから着地してしまうというケースです。

写真を見てわかる通り、自分の全体重がボールに乗っています。

そうなると、もちろん必要以上のエネルギーがボールにかかっていますので、ファンブルする危険性が高まります。

また、キャッチングしているボールで手首を捻挫してしまうケース、顔を地面に打ち付けてしまうケースなど、怪我のリスクが高まります。

 

正確なフォームで着地することは非常に大切です。

ダイビングの幅を最大限に引き出してくれるのがダイビングフォームであり、その良いフォームがダイビング時の怪我を軽減させてくれます。

良いフォームをしっかりと身につけましょう!

 

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